【ナノエアーマスク・アイリスオーヤマ】2020年グッドデザイン賞を受賞！息快適のポイントが高いアイリスオーヤマ「ナノエアーマスク」

2020/11/21 ウイルス感染症

2020年7月9日付のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」や仙台放送ニュースなどの複数のメディアで，一斉にアイリスオーヤマの「ナノエアーマスク」が紹介されました．
アイリスオーヤマといえば，ユニークな商品を高品質でかつお値打ちに提供し続ける会社として知られていますよね．必要以上に高機能だったり，デザイン重視でも保証期間が切れると間もなく壊れて使えなくなったりする家電メーカーが少なくない中，個人的にも一目置いている会社でもあります．

また，夏用マスクは，数多あるメーカーから供給されておりますが，生産ラインをつくって出荷したことだけでもアイリスオーヤマなら，その製造規模の大きさとユニークな商品ラインからニュース性があるということの裏返しなのかもしれません．

そのアイリスオーヤマが，政府からのマスク製造の依頼を受け，マスク製造ラインを新たに国内につくることになりました．発売開始してすぐに発売中止するようでは意味がありません．アイリスオーヤマは，約30億円を投じて7月中に月1億5000万枚を製造すると言っていますので，その製造規模は段違いです．

高い捕集性能と通気性を両立！特殊ナノファイバー加工で息も楽々できることが特徴の「ナノエアーマスク」，同社角田工場にマスク生産ラインを増設し，今日7月9日に出荷を開始したことで注目を集めています．

さらに，10月1日には「2020年グッドデザイン賞」（Gマーク）に「ナノエアーマスク」が受賞しました！

マスク [アイリスオーヤマ・ナノエアーマスク・PK-NI7L/ PK-NI5L/ PK-NI7S]｜2020年グッドデザイン賞
https://www.g-mark.org/award/describe/49911

審査委員の評価として，

コロナ禍でマスクが品薄になり、国内でのマスク増産に迅速に着手していくスピード感の中で、息苦しくないように施された口元のワイヤーや、耳ひもの柔らかさなど、使用者への負担を軽減する工夫が随所に凝らされており評価が集まった。

ということです．

そこで，コロナ禍で注目されるマスクの中でも特に評価が集まった「ナノエアーマスク」について，仔細にチェックしていきたいと思います！




ナノエアーマスク・アイリスオーヤマ｜ナノエアーマスクの特徴（１）高い捕集性能と通気性を両立する「特殊ナノファイバー加工」



出典：アイリスオーヤマ

ナノエアーマスクの特徴の第一に挙げられるのは，その高い捕集性能と通気性を両立する「特殊ナノファイバー加工」にあります．
いくら捕集性能が高くても，通気性が高くなければ呼吸を妨げる要因となり，特に高負荷の運動や階段の上り下りなどで息苦しくなって，マスクをし続けることが難しくなりますよね．私自身も息苦しくなるマスクは非常に困ります．息をすると口を塞いでしまうようなマスクだと，下手すると自分の命にかかわります．

「特殊ナノファイバー加工」はアイリスオーヤマのオリジナルで，特殊ナノファイバー加工を施した中間層を採用することによって，口元に空気の通り道を確保することができます．その結果，着用時の息苦しさを緩和することができるのです．

ナノエアーマスク・アイリスオーヤマ｜ナノエアーマスクの特徴（２）「特殊ナノファイバー加工」マスク中間層の存在が蒸れを緩和し，マスク着用時の口元の温度上昇を抑える

太い繊維と細い繊維を重ねて成形することによって蒸れを緩和し，マスク着用時の口元の温度上昇を抑えます．


出典：アイリスオーヤマ

ナノエアーマスク・アイリスオーヤマ｜ナノエアーマスクの特徴（３）マスク中間層をはさみこんだ3層構造によりウイルス飛沫を99%ブロック

マスクの構造についてしっかり練ったうえで設計されており，第1層のポリプロピレン不織布のところでウイルス飛沫をブロックするようにつくられています．
その次にあたる中間層では，主に花粉をブロックすることができます．ウイルスのみならず，花粉症対策にも効果的というわけですね．花粉にお困りの方も，これ一枚で済むのはとても助かります♪

N95マスクのような重装備のマスクではありませんが，息の通り道の確保とウイルス飛沫のブロックがバランス良く仕様に落とし込まれているところが，さすが！と思わせますね♪


出典：アイリスオーヤマ

ナノエアーマスク・アイリスオーヤマ｜ナノエアーマスクの口コミ

概ね比較的高い評価を受けているようです．他のブランド商品と比べるとアイリスオーヤマの商品はスイートスポットを押さえていて．比較的低廉なマスクでありながらも流通量も多く（告知されても，入手困難とか即品切れとかは論外），結果的に高めの評価となっているのでしょう（K.T）．