モクテルという飲み物についてご存知でしょうか.
居酒屋やカフェなどでは,最近とみに話題になっていますね.従来からあるジュースやお酒とは違ったものとは,ちょっと違った新感覚の飲み物です.
ここでは,モクテルとカクテルとの違いや,モクテルという名前がつけられた由来などをご紹介していきたいと思います.
そのほかにも,モクテルをつくるレシピや,モクテルを販売しているおすすめのお店なども紹介していきますので,モクテルについてざっと知りたい方や実際に一回は飲んでみたいと考えている方は,ぜひ参考になさってください.
モクテルって何?由来と山形県との関係は?
モクテルという飲み物は,具体的にどのようなものを指しているのでしょうか.ふだん触れているメディアはひとによってまちまちですので,中にはこれまでに見聞きする機会がなかった方もおられるかも知れませんね.
モクテルというのは,もともとはイギリス発祥の飲み物で,見た目やつくりかたはカクテルと同じです.
ただ,唯一カクテルと違うのは,モクテルにはアルコールが一切入っていないんです.つまり,ノンアルコールのカクテルがモクテルということになりますね.
コロナ禍が長引いて,外食に行ってもなかなか気兼ねなくアルコールが飲めなかったことが,モクテルに注目が集まるようになったきっかけなんだろうと思います.
モクテルには様々な果物が加えられているため,ストレートジュースとはまた違った味わいに仕上げられているという特徴もあります.
従来のミックスジュースと何が違うのかということも聞かれそうですね.モクテルは,アルコール入りのカクテルの代替としてつくられたという経緯もあり,果汁以外の原材料も加えられていることが一般的です.
イギリス発祥の飲み物であるモクテルですが,現在では日本のみならず,世界中に広がりつつあります.ノンアルコールでも美味しい大人のカクテルを味わいたいというニーズが,一定数以上存在するからだとおもいます.
もともとモクテルという英単語は存在せず,「似せた」,「真似た」という意味の「mock」と,カクテルを意味する「cocktails」をかけ合わせてモクテルとなったと言われています.
ちなみに英語では「mocktails」になります.和製英語ではないので,「mocktails」で検索しても相当数のウェブコンテンツがヒットします.
現在では日本国内でモクテルを販売しているお店が広がっていて,山形ではモクテル専門店を標榜する「ライフ」が2021年の9月にオープンしました.
山形市にノンアルコールカクテル専門店 地元産食材も使用 https://t.co/4LD64UAeRe #みん経 #地域ニュース
— みんなの経済新聞ネットワーク (@minkei) September 17, 2021
地元産の食材を使ったノンアルコールドリンク需要を意識して,オープン時から話題になっています!
シェーカーを使うカクテルとモクテルとの違いは!?家庭でも作れるモクテルレシピのご紹介
上記でご紹介したように,モクテルはカクテルに似た飲み物で,ノンアルコールに仕上げられているのがモクテルです.
カクテルを作る場合に必要不可欠なのがカクテルシェーカーで,できあがったカクテルを冷たいままで維持したり,均等に混ぜられるといったメリットがあります.
モクテルもアルコールを入れない点がカクテルと違うだけで,そのほかのつくり方や材料の点でカクテルとの違いはありません.そのため,モクテルを作る場合もカクテルシェーカーがあれば便利ですよ.ですので,家庭で本格的にモクテルを作りたいと考えているのであれば,カクテルシェーカーを手に入れてみてはいかがでしょうか.
実際にカクテルシェーカーを持っている一般家庭は,用途が限られることからそう多くないかと思います.そのため,モクテルを家庭でつくるための第一歩としてカクテルシェーカーを購入する必要がありますね.
そんな気軽に自家製モクテルを試してみたい方に朗報です.なんと,ダイソーでカクテルシェーカーが売られています!レビュー動画もあるので,ぜひ参考にしてみてください.
また,ホーマックやカインズといったホームセンターなどで入手することももちろんできますが,いちいち買いに行くのに時間をかけたくないようでしたらECサイトを利用して手に入れるのもアリですね.
次に,モクテルのレシピを探して,つくりかたを覚える必要があります.
基本的なモクテルをつくるには,まず2種類のジュースを用意します.お好みの味のジュースで問題ありませんが,ここでは,仮にピーチジュースとグレープフルーツジュースとして紹介しますね.
それぞれのジュースを1対1の割合で混ぜ,スーパーなどで手に入るベリーミックスなどのトッピングをすればとりあえず完成です.氷を入れてシェーカーを使えば,夏におすすめのキンキンに冷えたモクテルの完成です.これからの暑い季節にはもってこいのドリンクですね.
ジュースの割合や種類を変えて味をアレンジしていけば,より好みの味に近づけることができますよ♪
市販されているおすすめのモクテル|アサヒゼロカクとのんある気分
手間をかけずに,しかも気軽にモクテルを飲みたいといった場合は,出来合いのモクテルに近い飲み物を買ってくるのも一法です.モクテルは日本国内でも浸透してきていることから,専門店や居酒屋まで行かなくてもある程度入手できるようになってきています.
おすすめの市販品のモクテルとしては「ゼロカク」と「のんある気分」を挙げてみたいと思います.
ゼロカクは,すっきりした味わいが特徴的なモクテルですよ.アルコールがゼロなことはもちろん,カロリーや糖質もゼロなため,健康にも配慮されていることが伺えますね.
出典:アサヒビール プレスリリース
のんある気分はメーカーの独自製法によってつくられており,従来のモクテルではあまり感じることのできない,風味や味の深さを堪能することができます.そのため,アルコールが含まれているカクテルと遜色ない仕上がりになっていますよ.
出典:サントリーHD プレスリリース
東京にあるおすすめのモクテルが飲めるお店|Low-Non-Bar
Low-Non-Barは,2021年7月に神田須田町にオープンした,ノンアルコールや低アルコールドリンクバーのお店です.
出典:オーチャードナイト プレスリリース
それほど広い店内ではありませんが,店内は重厚なおしゃれな空間に仕上がりになっています.
おすすめの飲み物は,店名と同じ商品名(Low-Non-Bar)で提供されていて,原材料として数種類のベリーが使用されています.ベリーの苦みと酸味が絶妙なバランスに仕上がっていますよ.また,鶏の形をした独特のグラスが使われていて,感性をくすぐられますね.
横浜にあるおすすめのモクテルが飲めるお店|The Union Bar & Lounge(ザ・ユニオンバー&ラウンジ)
ハイアットリージェンシー横浜にある,The Union Bar & Lounge(ザ・ユニオンバー&ラウンジ)では,ライチ,ピーチ,カモミールティー,ドラゴンフルーツを使った「ファボラス ルビー」,バナナ,ナッツ,ミルク,ソーダ,バタフライピーを使った「サファイア スタイル」の2種類のモクテルが連休明けの2022年5月9日(月) から6月30日(木)にかけて提供されます.
出典:ハイアット リージェンシー 横浜 プレスリリース
季節限定ですが,レインボーカラーのオリジナルモクテルを一度堪能してみてはいかがでしょうか.味だけではなく,見た目もおしゃれですよ.初夏をイメージしたトロピカルなモクテルを味わいながら季節を感じるのも素敵だと思います(K.T).