ピープロテインはダイエットにおすすめ!?オーガニックで体にも環境にも優しい!!

ピープロテインのことをあまりご存知ない方も少なくないかも知れません.

もちろん,プロテインのことをざっくりご存知の方は多いとおもいます.

市販のプロテインがダイエットにおすすめであることも,ある程度周知されてきているんじゃないかと感覚的にはかんじています.

今までの市販のプロテインは,大まかに分けてカゼイン・ホエイ・ソイの3種類でした.

カゼインとホエイはミルクからつくられ,ソイは植物性タンパク質の大豆からつくられています.

4つめのプロテインの位置付けになりつつあるピープロテインは,その名のとおり,えんどう豆(pea)からつくられています.

えんどう豆のなかでも,熟成していない緑色の状態で使用したのがピープロテインです.一般にグリンピースといわれる状態のものになりますね.




ピープロテインはオーガニックでおすすめ!

ピープロテインは植物(えんどう豆)由来のプロテインで,大豆由来のソイプロテインとは近い関係にあります.

どちらもオーガニックプロテイン(非遺伝子組換え)ではありますが,大豆よりもえんどう豆の方が栽培がしやすく,栽培に必要となる水の量も少ないことから,より環境に優しいと言えますね.

ホエイやカゼインは動物(ウシ)由来のプロテインであり,ウシを育ててミルクをとるためには非常に労力がかかるだけでなく,環境負荷も大きくなります.

また,国内ではあまり知られていないかもしれませんが,牛はメタンガスを吐き出すことから,カーボンニュートラルの観点から問題視されています.

さらに,詳しいメカニズムまではまだ明らかになっていませんが,ピープロテインは他のプロテインと比べてもアレルギー症状が出にくいと考えられています.

そのため,アレルギー体質の方や,もともと乳製品・大豆にアレルギーがある方などにおすすめです.

また,比較的脂肪が少ないのも特徴ですが,なかにはえんどう豆にアレルギー反応を起こしてしまう方も稀におられるので,体質に合わない方は摂取を避けた方が良いと思います.

ピープロテインはダイエットにもおすすめ!

ピープロテインは,ダイエット効果を期待することができます.

同じ植物性のプロテインと同じように,ピープロテインは体内でゆっくり分解される特徴があります.

そのため,満腹感を長い時間感じることができ,食べ過ぎや間食の回数を減らすことができます.

太ってしまう原因は,食べ過ぎや,カロリー消費に比べて摂取量が過剰であることなどが挙げられますので,空腹感を感じにくくして食べ過ぎを抑止することは,無理のないダイエットには必要不可欠の要素ですね.

その他にも,筋肉をつくるために必要な必須アミノ酸が3種類も豊富に含まれているので,食事のほかに筋トレを日常のルーティンに加えれば,効率よく筋肉をつけることが期待できるかとおもいます.

ピープロテインとホエイプロテインとを比較してみた!

プロテインと聞くと,ホエイプロテインを想像される方も多いのではないでしょうか.

ホエイプロテインとピープロテインは,そもそも動物性タンパク質と植物性タンパク質で由来が異なるため,まったく別ものと考えて良いでしょう.

ホエイプロテインは,ソイプロテインやピープロテインと同じように消化スピードが遅く,腹持ちを良くする効果があるということにおいては,ほぼ差はありません.

しかし,飲みやすさを比較すると大きな違いがあらわれてしまいます.

ホエイプロテインは比較的溶けやすく,さまざまな味付けがされているのでおいしく,飲みやすくなっていますが,ピープロテインは従来品もざらつきや喉越しの悪さが残っているので,初めて飲んだ時には不快感を感じてしまうかたも少なくないようです.それでだと思いますが,スーパーでもホエイプロテインほど多くは店頭に並んでいないようにかんじます.

プロテインは,一回摂取して終わりというものではなく,ボディメイクのためには継続的に摂取する必要がありますので,飲みにくいというのは大きなデメリットですね.

一方,ピープロテインは胃や腸にかかる負担が少なく,ホエイプロテインは乳糖をうまく分解することができない方では,下痢などの不調を起こしてしまう可能性があります(牛乳を飲んでお腹の調子が悪くなる方は日本の場合,成人ではかなりの割合でおられます).乳糖不耐症を実感されている方であれば,ピープロテインはフィットするのではないかとおもいます.

それぞれを比較してみて,メリット・デメリットを理解して自分に適したプロテインを選ぶようにすると良いと思います.

おすすめのピープロテイン10選のご紹介

おすすめのピープロテインとして10種類あげるとすれば,

ANOMAプロテイン 抹茶フレーバー|ANOMA

Reプロテイン|森永乳業


出典:森永乳業 ウェブサイト

えんどう豆プロテイン|パルサン(Pulsin)

ピープロテインパウダー|ジュリア(GIULIA)

えんどう豆プロテイン|ナウフーズ(Now Foods)


出典:ナウフーズ ウェブサイト

オーガニックピープロテインパウダー|KIKI Health

ピープロテインアイソレート|マイプロテイン

ピープロテインオーガニックコーヒー|Go Good

えんどう豆プロテインパイン風味|うすき製薬

オーガニックプロテインパウダー|オーガイン(Orgain)

が挙げられるかと思います.

それぞれフレーバーや使用されている原材料が異なるので,自分にフィットしたピープロテインを探してみるとよいと思います.

原産国はフランスのものが多いです.

ANOMAのプロテインは,抹茶味以外にチョコレート味,コーヒー味の計3種類から選ぶことができ,ピープロテインの中では選択できる幅が広いですね.しかもANOMAが使用する原材料の「黄色エンドウ豆」は,植物肉で知られるBeyond MeatやInpossible Foodsなどが原材料として使用しているものでもあります.

植物肉という名称の食品をご存知でしょうか. ひとことで言うと,植物由来の代替肉(plant-based meat)のことを指します. ...

プロテインの中でもピープロテインに特化しているところにもこだわりを感じます.

いずれにせよ,他のプロテインと比べるとかなりクセがあるので,自分にフィットしたものに行き当たるまでは,いきなりバルク買いしない方がよいとおもいます.

ちなみに,私のイチオシはANOMAのプロテインです.ECサイトを中心に販売されていますが,神田のスポーツショップなどの路面店での購入も可能なようです.

ピープロテインのおすすめの飲み方は?

ピープロテインの飲み方は,他のプロテインと同じように水や牛乳に溶かす方法が一般的です.ピープロテイン自体,かなりクセがあるので好みのフレーバーのものを探すとよいと思います.

ピープロテインは,腹持ちを良くさせる効果が期待できるので,朝食や夕食時の飲み物としておすすめです.

もちろん,運動後に飲むこともおすすめできますね(K.T).