もち麦がダイエットにおすすめな食材であることをご存知ですか.
もち麦は以前から健康食品として注目されており,白米の代わりにするだけでもダイエット効果を得ることができます.
モチモチした食感が特徴的で,腹持ちも良いことから,すぐに空腹感を覚えないというメリットもあります.
ここでは,もち麦を活用したダイエット法を詳しく紹介したいとおもいます.ダイエットに関心をお持ちの方はぜひ参考にしてください.
特に,健康を維持したままキレイに痩せたいと考えている方ほど,もち麦はおすすめだと思います.
もち麦は食物繊維が豊富にダイエットにおすすめ
もち麦には豊富な食物繊維が含まれているという特徴があります.
出典:はくばく プレスリリース
食物繊維と聞くと,便秘に良いという第一印象を持たれる方も多いかと思いますが,それ以外にも太りにくくする働きがあるんですよ.
食物繊維は消化を緩やかにする働きがあり,血糖値が急上昇してしまうことを防ぎます.
血糖値は食事をすると多少なりとも上昇するので,血糖値の上昇そのものはさほど問題ではありませんが,血糖値が急上昇してしまった場合,分解しきれなかったブドウ糖が脂肪として蓄えられてしまい,結果的に多くの脂肪が食事が原因で蓄積されてしまいます.
そのため,食物繊維を含む食事を選ぶことによって,血糖値が急上昇してしまうことを防ぐだけでも太りにくい体質に一歩近づくことができます.
ちなみに,白米と比べてももち麦の食物繊維は20倍程度多く含まれているそうですよ.
さらに白米には含まれていないミネラルなども含まれていることから,もち麦を混ぜることによって,白米100%のご飯を食べるよりも健康的な体質に近づけることが期待できます.
ダイエットにおすすめのもち麦の気になるカロリーや効果は?
ダイエットにおすすめのもち麦ですが,ダイエット目的で食べるのであれば,カロリーやもち麦を食べることで期待される効果についても把握しておくことをおすすめします.
上記でもご紹介しましたように,もち麦には血糖値が急上昇することを抑える効果が期待でき,結果として食事によって太りにくくなります.
ダイエットをする際は,もっぱら目先の体重を落とすことにばかり心が奪われがちですが,太りやすい体質を変えないままでは,いったん痩せても早晩リバウンドしてしまうリスクが高いですよね.
ですから,ダイエットに一過性のものにしないためにはまず,筋肉量を増やして太りにくい体質を目指すことが重要ですね.
その点,もち麦にはタンパク質が豊富に含まれていることから,筋肉量を増やす効果も期待できます.ゆえに,ダイエットを一過性のものにせず,筋肉量も増やして持続的に太りにくい身体に体質改善を考えておられる方にとっておすすめの食材ですね.
実際にフレイル予防メニューに,もち麦雑穀米が取り入れられている例もあります.
出典:広島国際大学 プレスリリース
体内で合成することができないミネラルももち麦に含まれており,生理機能の維持・調整などの働きがあるため,加齢に伴うフレイル対策にうってつけですね.
もち麦のカロリーそのものは100g中340calですので,白米とそれほど大きな差はありません.
カロリーがあることは太りやすいイメージもありますが,それだけエネルギーとなりますし,食物繊維が多く,栄養価も高いので,白いご飯の代替主食として食べることによって,活力を見出すことが期待できますね.
ダイエットにおすすめのもち麦ご飯の炊き方は?
もち麦はさまざまな食べ方ができ,白いご飯と一緒に混ぜて食べることもできます.
しかし,白いご飯と一緒の感覚で炊いてしまうと,お米に比べて弾力性のある食感と雑穀独特の匂いもあって必ずしもおいしい仕上がりにならないかもしれません.
もち麦の正しい炊き方を知らないと,もち麦本来の美味しさを堪能することができません.
せっかくおいしくダイエットするのであればおいしいことに越したことはありませんよね.もち麦を白米と混ぜて炊く場合は,もち麦は白米に対して最初のうちは3割程度がおすすめです.例えば150gの白米であれば50gのもち麦を入れることが理想的です.
もち麦だけの方がダイエット効率が高まりますが,白米を食べていることに慣れているので,いきなりすべてをもち麦にしてしまうと白いご飯とは異なる点が食べにくさにかんじてしまい,継続的にもち麦を食べることが苦痛になるかもしれません.
そのようなことにならないためにも,あまりもち麦の個性が強く出過ぎない3割程度がよいかとおもいます.
また,水の分量も白米だけの場合とは異なります.ふだん白米を炊くときと同じ水の量に加え,もち麦を入れた2倍の水を加えるようにするとよいとおもいます.
50gのもち麦を入れたのであれば,水を100mL加えれば,おいしい白米ともち麦の美味しいまぜご飯の出来上がりです.
はくばくのもち麦のフレークは食べやすくダイエットにもおすすめ
もち麦は,ご飯と一緒に炊いて食べるタイプのもののほかに,フレーク状のものも商品として販売されています.
もち麦フレークは朝食ではおなじみのコーンフレークと同様,牛乳を入れるだけで食べることができますので,忙しい朝の食事として重宝されていますよね.
はくばくは,穀物加工品を数多く販売しているメーカーであり,もち麦フレークも販売しています.
出典:はくばく プレスリリース
コーンフレークは,甘味成分を添加している場合が多いですが,はくばくのもち麦フレークに関しては甘さが控えめにつくられています.
そのため,甘いものが苦手な方や,材料そのものの旨みを生かしてさまざまな食べ方をしたい方におすすめだとおもいます.
そのほか,フレーク独特のザクザクした食感も人気の理由のひとつになっています.
もち麦のスープもダイエットにおすすめ!
もち麦は,ダイエットにおすすめの食材ではありますが,過去に食経験がないとどのようにして食べればよいのか,想像がつかないこともあるかとおもいます.
もちろん,上記で紹介したような,白いご飯ともち麦を混ぜたご飯にしたり,フレークで手軽に食べることもおすすめです.
しかし,それだけだと,どうしても飽きてしまうことも多いのではないでしょうか.
そのような時には,スープにもち麦を使用してみてはいかがでしょうか.
スープであれば,さまざまな食材と一緒に食べることができますし,より満腹感を得ることもできますよ.腹持ちが改善されれば,過剰に食べることもなくなるでしょう.
モランボンから,もち麦スープがレトルトで市販されていますので,手早く食べたい場合はレトルト食品を活用するのも良いかもしれませんね.
出典:モランボン プレスリリース
これからの寒い季節に,体が温まるあったかい もち麦スープは,健康的でかつ,ダイエット効果も得られるので非常におすすめです(K.T).