筋トレの後はちくわ!?NHK・筋肉体操の谷本道哉さんが注目の良質なタンパク源・ちくわの魅力に迫る!【所さんの目がテン!】

今年1月12日放送の日本テレビ「所さんの目がテン!」で,NHKの筋肉体操でおなじみの谷本道哉さんが注目しているちくわが特集されていました!
ちくわは練り製品として広く知られているようでいて,実は意外と知られていない側面もあるようです.
ジム友の間では,「筋トレの後はちくわ」という話題も出ていますが,実際のところはどうか知りたいと思いました.

そこで,「所さんの目がテン!」の番組内容を参考に,意外と知られていない,ちくわの魅力に迫ってみたいと思います!

プリプリ感したちくわの食感はその製法にあり!

ちくわは,頭と内臓の部分を取り除いた魚肉のすり身に塩と調味料,みりんを加えて練り合わせ焼き目をつけた焼きちくわが主流です.
おでんのちくわはもちろん,ちくわの穴の中にきゅうりを入れて,わさび醤油をつけて食べるのも美味しいですよね!
「所さんの目がテン!」では,数あるちくわ製造の会社の中から,愛知県豊橋市にあるちくわ製造の老舗「ヤマサちくわ」を取り上げて放送していました.

日本テレビ系列「所さんの目がテン!」でヤマサちくわが紹介されます|ヤマサちくわ

東海3県ではテレビやラジオのCMで知名度が高い豊橋名物「ヤマサのちくわ」.
その「ヤマサちくわ」のちくわの原料は,シログチ,エソ,ハモといった魚種が主流.ちくわは地域や会社によって原料の魚種が異なるため,一概にちくわと言っても様々な種類が存在します.また,製法も会社によって微妙に違っています.
「ヤマサちくわ」は,厳選した新鮮な素材,熟練の職人による手作り,本物にこだわった技術と製法を売りにしています.

ちくわのぷりぷりの食感をうむためのポイントとしては,以下の3つが挙げられていました.

前処理で骨と皮を除去し魚肉タンパク質だけをとりだす

– 魚の頭と内臓を手作業で取り除き
– 回転する穴の空いたドラムの中で魚を水洗いし
– ローラーでつぶすと肉だけが網目を通ってドラムから押し出され
魚の肉だけを取り出すことができます.

科学技術振興機構さんも,メーカーこそ異なりますが,人気コンテンツ「ザ・メイキング」の中で,ちくわの製造方法を動画で紹介しています.

魚肉のすり身に塩を入れて練り合わせ弾力(足)をつける(塩ずり)

– 得られた魚肉のすり身に塩を入れることによって筋細胞由来のタンパク質(筋原繊維タンパク質)が溶け出し
– ばらばらになった筋原繊維タンパク質が塩ずりすることで複雑に絡まりあい
魚肉の塩ずり身独特の弾力性がうまれます.
つまり,魚肉に含まれる筋原繊維タンパク質こそが弾力のもとと言えるのです.

練り上がったちくわのもとを高温で加熱しタンパク質の網目構造をつくる

– 加熱によっていったん溶け出した筋原繊維タンパク質が網目構造をつくりながら固まり
プリプリの食感がうまれます.

筋肉体操でおなじみの谷本道哉さんがちくわに注目する訳もその製法にあり!

ちくわは魚肉タンパク質の塊と言っても過言ではありません.

製法の過程でほとんどの脂肪分が除去されるので,魚肉タンパク質の機能性(細胞性免疫能の亢進など)だけを期待することができます.ただし,製造の過程で塩ずりのために塩を添加することから,塩分の摂りすぎには注意する必要がありそうです.

最初に書きましたように,ちくわに醤油をつけて食べると美味しいのかもしれませんが,塩分の取り過ぎのことも考えると,個人的には醤油をつけずに食べるのをオススメします!

例:
1本満足バー プロテインチョコ|アサヒグループ食品
タンパク質含有量:15g/1本あたり
糖質:11g
脂質:8.5g
食塩相当量:0.3~0.6g

特選ちくわ|ヤマサちくわ
タンパク質含有量:11.7g/栄養成分 100gあたり
糖質:22.8g
食物繊維:0.4~1.8g
脂質:0.1g
食塩相当量:1.6g

「所さんの目がテン!」では,ちくわの食べ合わせとしてきゅうりを推奨していました.きゅうりはカリウムを比較的多く含み,塩分を体外に排出する働きをもっています.
ジムに行くとプロテインを摂って筋トレしている光景を見かけますが,ちくわときゅうりという組み合わせであれば,もっと安価にタンパク質を摂取することができますね!

カリウムの多い食品としては,きゅうり以外にもバナナやアボカドなどがあります.
ただし高カリウム血症の方は,カリウム制限食が求められますので避けた方が良いでしょう.(K.T.)